オートマティック車が私に自由をくれた

私が自動車免許を取得したのはもう32年も前です。しかし、ドライバー歴は7年くらいです。長い間ペーパードライバーだった私が、今や「ドライブ」は趣味の一つになったのは何とも不思議な感じがします。

免許は高校卒業時に周りの友達が教習所に通い始めたので「なんとなく」行き始めました。遠方に就職の決まった人などは必死でしたが、私には必死さがなくて、ダラダラとどの試験も2回受けてクリアしている状態でした。

そのような感じだったため、免許取得後、通学のため実家を離れてしまった私はペーパードライバーになりました。月一に実家へ帰って、父親の車に乗っては脱輪したり、側面をへこませたりしていました。「あんまり運転に向いてないのかな~。」と私は自分自身で諦めてしまいました。

そんな私が再度チャレンジすることになったきっかけは車が「オートマ」になったことです。そして何より気持ちを前向きにさせたのは夫との関係でした。借金を繰り返されて夫の言うことは嘘だらけ「一緒の空間に居たくないな。」と切実に思ったのです。

苦手な坂道発進にドキドキし、エンストすれば夫に罵倒されることから「オートマ」は解放してくれました。オートマの車は私に自由をくれたようなそんな気がします。一人でもなんとか乗れるようになりました。

その後、夫とは完全に冷え切り娘を連れて離婚しました。女同士二人、時々レンタカーでドライブに出かけました。なんて清々しい自信を取り戻してくれる時間なのでしょう。オートマは私に自由と自信をくれたのだと思います。

その後、数年して娘が免許を取ったことをきっかけに中古ではありますが、やっと自分の車を買いました。車があると買い物はもちろんほんとに生活が変わります。前々から参加したかったサークルにも通うようになりました。グラウンドが毎週市内で変わるので、走り回っています。

時々試合で遠方にも行きます。友達三人で温泉旅行にも行きました。10年前の私からは想像もできませんでした。今秋もどこか温泉に行こうと計画を練っているところです。